NIEへの取り組み

NIEとは

NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」と読みます)は、学校などで新聞を教材として活用することです。1930年代にアメリカで始まり、日本では85年、静岡で開かれた新聞大会で提唱されました。
その後、教育界と新聞界が協力し、社会性豊かな青少年の育成や活字文化と民主主義社会の発展などを目的に掲げて、全国で展開しています。
新しい学習指導要領では、子どもたちの「情報活用能力」を育成するために活用する教材の一つとして、新聞が明記されました。

※NIE公式サイトより → http://nie.jp

子どもたちに新聞を読みなさいと言っても、なかなか簡単にはいかないことでしょう。
ニュースコムでは、子どもたちが少しでも新聞に触れやすくなるよう様々な取り組みを行っています。

みんなの新聞交換日記

みんなの新聞交換日記

気になった新聞記事を一つ選んでスクラップし、感想などを書き込むと、家族が「お返事」を返してくれる――親子の交流を図りながら、新聞を通じて子どもの学力を向上しようというツールです。子どもたちが新聞に親しむきっかけになればと、ニュースコムが企画・発行しました。
これが切り口となって親子の会話が増えたというご家庭もあります。
小学校の授業や宿題で使用されることもあり、ニュースコム主催の「みんなの新聞交換日記コンクール」にも沢山の応募がありました。

また、2020年度から始まる大学入学共通テストの対策として、中高生にもおすすめの「大人版」ノートもご用意しました。
新聞を読む習慣によって、これから必要とされる「思考力」「判断力」「表現力」が身に付くとされています。

山日新聞 真夜中の工場見学

真夜中の工場見学

真夜中の新聞印刷センターで、新聞印刷から発送までを見学できます。
大人も子供も楽しめ、大きな新聞ロール紙、高速で新聞を印刷する輪転機の迫力にはいつも歓声が上がります。
実際に新聞が印刷される様子を知ることで、子供たちにもっと新聞に親しみを感じてもらえることを願っています。

夏休み新聞自由研究

夏休み新聞自由研究

ニュースコム本社に子どもたちが集まって夏休みの自由研究の宿題に取り組む講座です。子どもたちはニュースコムに用意された新聞を元に自分の興味ある記事を切り抜いたり、天気図のデータから気温のグラフを作ったりと、思いおもいの研究に取り組みます。
子どもたちは一日で自由研究が終わる!と喜び、自由研究を終えてから、ニュースに対していろんな見方や考え方ができるようになったと保護者の方にも評判です。

教材としての新聞提供

山梨日日新聞は教育目的の使用に限って、一部40円で販売しています。
限定的ではありますが、教育関係者のみなさま方、ぜひご利用ください。